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“色のチカラ”6〜Purple〜
- 2014.11.28
- 過去ブログ
- 岩崎千里
“色のチカラ”6〜Purple〜
プラスイメージ
高貴・神秘・優美
マイナスイメージ
不安・複雑・影
『紫』
「動」を表す“赤”と
「静」を表す“青”という
相反する性質を持つ色同士が混在する
神秘的、かつ複雑でミステリアスな
二面性を持った色です。
古代より東洋西洋を問わず
権力、宗教的地位の象徴として表され
身分や地位の高い人がこよなく愛し
独占されてた色です。
この色が、このように最上位の象徴として
扱われるようになったのは
『紫』の名前の由来でもある
植物「ムラサキ根(紫根)」の栽培が
非常に困難だったため
大変珍重されたことに始まります。
日本でも、『紫』は
最高位の色として位置付けられていました。
聖徳太子の定めた
「冠位十二階」の制度により
「最上位=大得の冠の色」に
使用されたことにより
現在も天皇陛下の公式行事において
最上位の色として用いられるほか
大相撲の立行司が持つ軍配などとしても
使用されています。
『紫』の食材は、自律神経の安定と保護
目に効果があるといわれており
また、アロマオイルなどリラックスの際に用いられる
「ラベンダー」からもわかるように
不眠や精神的ストレスの緩和にも適しています。
ストレスや悩み事
日々の生活で疲れた心身に
安らぎや癒しを得るには
効果的な色です。
芸術家に愛される色であり
アイデアの源となるような
感性や自尊心を高める効果があります。
さらに、感覚を敏感にし
心を癒す作用があり
勘がさえない時や大事な決断を迫られた時などにも有効です。
女性であれば
『紫』を取り入れることにより
品格や色気の備わった古風な
“大和撫子”を感じさせる「いい女」
を演出できます。
パーティー会場などの薄暗い場所では
『紫』はくすみにくく、鮮やかに引き立って見えます。
濃い『紫』は肌をよりキレイに見せ
女性を大人っぽく、セクシーに見せてくれます。
薄い『紫』は品のある優しげな色気を感じさせることができるので
意識してもらいたい男性の前で取り入れることで
男性の本能に訴えかける色として適しています。
どこか神秘的で幻想的な世界。
妖艶な香り漂う色。
それが『紫』です。
“色のチカラ”ってスゴいですね
(*´∀`)
“色”シリーズ前回の記事はこちら
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